福島県>平成の名水ものがたり 喜多方会津西北部の観光熱塩加納地区(旧耶麻郡熱塩加納村)
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平成の大合併と、各町村で語り継ぐべき歴史について
町村合併で、新喜多方市が誕生しましたが 行政の合併と違って 各地域には、それぞれの住民の歴史があります。
私は、それぞれの地域の特性は 「地域に住む住人が 誇りを持って語り継ぐ」べきだと思っています。
というのは、私は喜多方市の住民ですが 戸数20戸あまりになってしまった「月見町」が大好きです。
それで、月見町の歴史を紹介するHP「諏方神社祭礼と太鼓台」(Yahoo登録サイト)まで 作ってしまいました。
という訳で、私の製作・運営する「平成の名水ものがたり」のHPでは、今でも旧町村別に紹介しています。
私は今回の「町村合併」には賛成ですが、それぞれの故郷に対する「心づかい」に欠けている気がします。
→ 街おこしへの提言(一流の田舎をめざして)のコラム
喜多方市 熱塩加納地区 山都地区 高郷地区 塩川地区
北塩原村 西会津町 温泉保養施設 福島県のHP 一流の田舎とは
このホームページは、私が若い頃活動した【飯豊連峰合衆国】のパスポートの記事をもとに 製作しています
喜多方市は、平成18年1月 塩川町・山都町・熱塩加納村・高郷村と合併して 新しい喜多方市になりました
「ひめさゆりの里」として有名な【熱塩加納地区】には、熱塩温泉や日中温泉が あります
示現寺
ひめさゆりと温泉の郷
熱塩加納村
日中ダム
熱塩加納村には、子宝の湯として有名な「熱塩温泉」「日中温泉」があります
また、「さゆり米」で有名な有機米・ひめさゆりの郷としても 有名です

■熱塩温泉について  ■熱塩加納地区のみどころ  ■熱塩加納地区から飯豊登山 ■会津西北部TOPに戻る
 熱塩加納村に伝わる昔話(飯豊連峰合衆国パスポートより) 【日中の黒滝長者伝説】

熱塩温泉について
 「熱塩温泉」は、示現寺の和尚が約600年前に開いた温泉で、体が浮き上がるほどの食塩泉です。
はるか大昔、会津盆地は日本海と同面の海でしたが、地殻変動で盆地全体が隆起したため、海水は盆地に浸透しました。 この浸透した海水が地熱で暖められ、地表に塩辛い熱湯が沸き出しているこの地を「熱塩」と名付けたといいます。
当熱塩温泉は、県内でも古い歴史をもつ湯治場のひとゆで、永和元年(1373) 示現寺の開祖・源翁和尚が発見したと伝えられています。 その名の通り湯は熱く、体が浮き 上がるほど強い食塩泉なので、その塩分が皮膚の毛孔をふさぎ、体温を長く保つため冷え症はもちろん、 慢性婦人病、神経痛、リウマチ等によく効きます。
古来より別名「子宝の湯」ともいわれ、 温泉街の入口にある子育て地蔵尊に参拝する方々もしばしば見受けられます。

熱塩温泉のお湯に豆乳を加えると 手作りの豆腐ができます。 最近では、喜多方市内でも 観光客相手に類似品も出まわっていますが 本物は 熱塩温泉の源泉を使って料理するため 熱塩温泉のみで食べる事ができます。 10年ほど前、一緒に「飯豊連峰合衆国」の運動をした 鵜名山さんの経営する「ますや旅館」では その究極の豆腐料理を味わうことができます。 鵜名山さんは、熱塩温泉の源泉の管理もしており ネットでも 地元のいろんな地元の情報を流しています。 

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熱塩加納地区について(見所)
   旧熱塩加納村は、「さゆり米」で有名な有機米・ひめさゆりの郷としても 有名です。
   熱塩加納村には、温泉保養施設 夢の森(0241−36−3112)が あります。
   熱塩加納地区の情報については、ますや旅館のHPにある「ますやのお勧め情報(まめに更新)」が便利です。

ひめさゆり群生地  ↑この写真は、旧熱塩加納村のHPからの転用です
■ 示現寺
平安朝の初期空海上人が建立したと伝えられる由緒ある寺で、600余年前に源翁禅師に よって再建されました。 寺宝の椿文笈は国重要文化財(国立博物館保管)です。
うっそうとした杉並木の境 内には明治のナイチンゲールといわれた社会福祉事業の先駆者瓜生岩子の像や自由民権 運動家で加波山事件で処刑された三浦文次、横山信六の墓、キリシタン地蔵などがあります。  護法山遊歩道が境内裏手から続きます。 また、参拝者のために座禅と法話も実施しています。
■ ひめさゆり群生地
雄大な飯豊山の残雪を背に、会津盆地を望む館山一帯は、可憐なうす紅色の州の花ひめ さゆりが咲き誇ます。 見頃は5月下旬から6月上旬。この時期にあわせてひめさゆり祭り が盛大に行われます。 祭り期間中は、いろんなイベントが行われ 駐車場もかなり混雑しますよ。
■ 佐原十郎義連の墓
義連は源頼朝挙兵の時と奥州征伐の功により、頼朝から会津一円を賜り、当村 半在家に居城を築きました。 あまりよく知られていませんが 会津最初の領主といわれています。 墓のまわりには保科 正之の碑石と宝篋印塔、殉死者の碑と伝えられる五輪島10基が建っています。
■ 日中ダム
押切川をせき止めた多目的ダムで、ロックフィルダムとしては東北一の規模を誇ります。 高さ 101m、堤頂長 423m。 秋の紅葉期は、見事な景観がみれます。 また、日中ダムの近くには 全国秘湯を守る会にも属している 秘湯の宿「日中温泉 ゆもとや」があります。
「ゆもとや」の社長 桧沢さんも、「ますや旅館」の店主 鵜名山さんも 「飯豊連峰合衆国運動」の仲間です。 手作りのもてなし・料理も きっと満足できると思います。 冬の名物「かまくら宴会」も おすすめですよ。
■ 梨木平牧場
会津盆地を見渡す広大な緑の中で、のんびりと牛たちが草を食くんでいます。 人も牛に負けずに ワ ラビ、きのこ採りやハイキングで楽しみませんか。 ますや旅館の旦那さんに頼むと、バーベキューの用意もしてくれると思います。
■ 温泉神社
熱塩温泉を見下ろす小高い山にひっそりとたたずんでいます。 社の前には樹齢千年といわれる杉 の大木がデンと立っています。 いくどかの雷の襲撃にも耐え、いまなお健在という大変な杉ですから ぜひ 訪れてみてください。
■ 日中線記念館
隠れた施設として、ほかに旧熱塩駅舎を利用した日中線記念館があります。 私が高校生の頃、日中線(現在は廃止)では、蒸気機関車が 喜多方駅から走っていました。 たぶん、本州では 一番おそくまで 走っていたんじゃないかな。 桜の季節は、なかなか良い景色ですよ。
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熱塩加納地区からの 飯豊登山
飯豊山は、一流の田舎!を目指して、会津西北部の商工会青年部・商工会議所青年部の有志で活動した「飯豊連峰合衆国運動」の象徴です。 そして、そのマスコットが 飯豊山に生息する「おこじょ」でした。 私は、その運動のなかで いろんな人たちと出会い 今も良き友人として おつきあいが続いています。 

マスコットの「おこじょ」
→ 飯豊山麓観光情報ページ 飯豊山の登山情報を見ることができます。
飯豊山は、すごく雄大な山です。 会津、越後、出羽の三カ国にまたがり、2000m級の山が六座 連なる山容は、古くから地元の人の信仰を集め、1600m級の前衛の山々に周囲を取り囲ま れた懐の深さは、山男から「遠い朝日(連峰)、深い飯豊」と称えられてきました。
また、飯豊山は花の山です。 高山植物の種類の多さと群生の素晴らしさは、「お花畑」 と呼ばれ、古来この山に登る人の心を楽しませてきました。  人々の心に住む信仰の山として姿と、スポーツとして登山を楽しむ人に見せる山容と、 自然を愛する人を魅了する表情と、飯豊は四季折々の魅力に富んでいます。
 ■ 熱塩加納地区からの、登山道
五枚沢から葡萄沢林道を通り、月夜岳直下標高1,000m弱の登山口まで車で行 けます。
福島県側の飯豊登山道で 唯一坂が少なく、なだらかな道です。 途中五段山がこのコ ース唯一の急坂で、5段階に登ることからこう命名されました。
地蔵山までほとんどブナ林の中 を歩くが、途中牛ヶ岩山の湿原では、シーズン(7月半ば)にはシャクナゲ、レンゲツツジなどがキレイです。 地蔵山で、山都町川入からの登山道と 合流します。
飯豊本山を眺めながら歩けるコースですが、登山口から7km強の三国岳まで水場がないので、水の用意が必要です。 
登山口から三国岳まで約7.5km、2.5時間。
三国岳から飯豊本山は 約7km、3.5時間(途中切合小屋まで約3km、1.5時間)
 熱塩加納地区からは、喜多方の水源とも言われる「日中飯盛山」の沢登りも 有名です。
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 熱塩加納村に伝わる昔ばなし 【日中の黒滝長者伝説】
鎌倉時代の初め頃、日中の大坪というところに、オーレンという薬草を採ってきては、 シャク持ちの人たちに与え、人助けをしていた者がいた。 オーレンを求めて、毎年奥へ奥へ と行くのである。 ある日のこと、今まで分け入ったこともない山奥にいくと、大きな滝にぶ つかった(現在の黒滝と思われる)。
近寄ってみると、その滝つぼの透き通るような水際の、 大きな石の上に、世にも美しい女の人が、長い黒髪を水にたらして くしけっずっていた。 茫 然として見ていると、女がしきりに手招きをするのである。 恐る恐近づいてみると、是 非私の願いを聞いてくれという。  「実は、私はある沼のほとりに暮らしている妹がいますが、理由あって会うことが出来ません。
いま手紙を書くので、返事を貰ってきてくれませんか」 男は承知した。 すると、女はザブンと水の中に飛び込み、しばらくして手紙を持って現 れた。  不思議に思いながらも、手紙をもってある沼(いまの無行沼)のほとりに行き、その妹の名 を呼んだ。
すると、水中から女が現れ、事情を話して姉からの手紙を手渡すと大そう喜んだ。  妹は、この手紙を、と男に託した。 男は再び黒滝へと戻った。  妹の返事を渡すと、姉は大変喜び、御礼にと銭 百文を男にやった。  この百文は、九十九文まで使っても、残り一文を持っていれば、何時の間にか百文にな っているので、必ずこれを守ってください、という。
男は正直者だったから、この約束を守り通した。 そのおかげで、次第に金持ちになり、 土蔵を建て、屋敷も広くし、田畑も見渡す限り自分のものとなった。 たくさんの奉公人を使 うまでになったのである。 こうして男は、黒滝長者と呼ばれるほどになった。  長者屋敷のまわりに、おさかび蛇という、耳のある白蛇がうろついていた。
ところが、 長者の何代目かの子孫になって、ある日のこと奉公人が馬小屋の肥出しをはじめると、その白蛇がうるさくつきまとうので、奉公人はシャクにさわって、とうとうかき出し棒で白蛇を 打ち殺し、川に流してしまった。  それからというもの、だんだん身代が傾き、財産もなくなってしまったとさ。  村人は、黒滝にいた女は、おそらく白蛇の化身で、長者屋敷の財産を守って板だろうと 噂したものだ。
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