2004年(平成16年)の 「月見町の諏方神社」祭礼のホームページです  当時の雰囲気を味わって下さい
このホームページは 2004年(平成16年)の諏方神社祭礼の参加した「月見町の山車」の物語です
亡くなった方もいますし、当時 子供だった子たちも 結婚して その子供たちが 太鼓をたたいています
現在の祭礼とは、変わった点もあると思いますが 「祭りに対する想い」は 引き継がれていると思います

月見町・幸町・御清水のゆかりの方、気軽に 諏方神社境内・大通りの太鼓共演の時など
気軽にお声がけください  そして、気軽に昔を思い出して 参加して下さい  お待ちしています

今でも昭和のロマンが・・・・ 祭りは太鼓台の組立から始まります
伝統の太鼓台は、伝統の祭り「諏方神社祭礼」と共に 喜多方の夏祭りの歴史を 創ります。
最近では、諏方神社祭礼の為に太鼓台を組み立てる町内も少なくなりました。
昭和初期に作られた 現在の「月見町の太鼓台」は、祭礼の前日に組み立てられ祭礼が終わると分解されます。
どういうわけか組立は、2日の朝5時から 解体は4日の朝6時からに 決まっています。

組立や解体が終わると、みんなで 喜多方ラーメンを食べに行きます。 かつ丼の上の部分がつきます。
昔は、ビールも飲んでいたんですが 今は酔っ払い運転になるので 長老以外は飲みません。
お囃子練習打ち上げの天気祭り・太鼓台の組立・運行・解体・反省会、全てでお祭りなんです、
このHPからは、当時の大工さんや職人さんの技術力の高さ 感じ取ってもらえればと思っています。
太鼓台には、釘は一本も使われていません。 くさびを使って組み立てます。
太鼓台の組立は 指導者がいないと 祭礼運行でくさびが締まってしまうので 解体ができなくなってしまうのです。
月見町には、杵渕さん(杵渕建具屋)がいるので その指導で組立・解体ができるので 非常に助かります。
太鼓台の壊れた処なども、杵渕さんに直してもらえるので その点 月見町は すごく恵まれているんですよ。
太鼓台は、一つ一つの部品に分解されて 金毘羅神社の奥の縁の下にしまいます。 
それを、箱にいれて 出し入れするのが 町内に住んでいる人がするので なぜか私の役目なんです。
正直、早起きの苦手な私にとっては辛いんですけど 1年に1度ですから 我慢しています。
今では、祭礼の度に太鼓台を組み立てる町内は 新仲町・本仲町・月見町・下町北部のみになりました。
というのも、新しく作った太鼓台は 組立・解体が出来ないんですよね。 
それだけ、昔の人の技術ってすごかったんです。  月見町の太鼓台は、芸者さんの山車なんです。
太鼓台(山車)って、どうやって組み立てるの ・・・・ 月見町 8月2日 AM5時 〜
太鼓台は、月見町・幸町・御清水の人によって 8月2日朝5時から2時間かけて組み立てられます。
これも、幸町・御清水の人の応援があるのと 杵渕さんの指導があるので 早く完成できるんです。
太鼓台の土台は、金刀比羅神社の境内下に 部品は神社内に 大切に保管されています。
私が太鼓台の部品を 神社の縁の下の箱から 全て出すので、私が行くまで始まりません。 
月見町の町内会、全ての行事30分前から始まるんです。 そういう訳で4時30分には行きます。

子供の頃は、そんなに早く起きないので どこから太鼓台持ってくるのか すごく不思議でした。 
毎年思うんですけど、太鼓台の部品って良く出来てますね。
     午前5時00分 ・・・ 土台に車をつけ、部品をシートにそろえます(100個くらいあります)
     午前5時20分 ・・・ 土台に柱をたてます (柱を組合せ、くさびで止めます)
                 欄間をはめ込みながら組み立てます(絵柄によって位置が決まります)
                特に、歴史のある町内の太鼓台は 欄間の彫り・塗りに見るべき点があります
     午前5時50分 ・・・ 屋根を取り付け、ねじで止めます  屋根に鯱をつけます
                月見町の太鼓台は、新仲町・本仲町と同じように反り屋根に特徴があります
     午前6時20分 ・・・ 周りの止め金具などをつけて、太鼓台が完成します
     午前6時50分 ・・・ 月若のちょうちんをつけて、太鼓台が完成です
               太鼓台制作後は、町内のまこと食堂でラーメンを食べて 夜の運行に備えます
月見町の太鼓台は、三町内の祭礼参加者と共に 2日・3日の祭りで完全燃焼します。
→ お祭りスナップは、ここをクリックしてください。 写真もいっぱいあるので、雰囲気味わえますよ
大変申し訳ないのですが、お盆のイベントには参加しないので 4日午前6時、組立の反対の過程で解体されます。
解体は、組立と違って 1時間20分くらいでできます。
山車は、金刀比羅神社の中で 来年の祭りに備え1年間の休息をとります。
3日の朝は、御神輿さまの御旅所を作ってから 緑町のあべ食堂でラーメン&かつ丼の上だけ&ビールです
お祭り日程
   祭礼の流れを
大通り 太鼓競演も
お祭りスナップ
   3日夜を、中心に
大通りの太鼓競演の写真
山車ものがたり
   月見町の山車物語
 太鼓の内部も紹介
太鼓台の組立
   太鼓台の組立方法を
写真入りで紹介
祭礼奉祝会
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 祭礼奉祝会を紹介
他の町内の山車
   3日昼に、月見町に
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