私の住む「月見町」地区は、田付川が流れる川沿いにある「旧花街」で 昔は百人を超える芸者さんもいました
また 月見町地区は 日中飯森山系の伏流水(地下水)が豊富な土地で 美味しい地下水が飲めます
私の店(新丁子屋・月見亭)でも、創業以来 その地下水を利用しています  井戸も、両店で7本あります
長い時を経てよみがえる飯豊山系の伏流水(地下水)は、天然の名水ですから すごく恵まれた地域だといえます
月見町地区は、河川改修などで戸数15戸余りの小さな地区になりましたが 月1回の無尽(飲み会)もあるし
葬式などの冠婚葬祭も町内全員で手伝うなどの、昭和の時代の良き伝統を残す地区になっています
北宮諏方神社祭礼は、小荒井地区の伝統の夏祭りです 毎年 8月2日−3日に行われます
令和5年の北宮諏方神社祭礼は 3年ぶりにコロナ前の通常日程で開催される予定です
月見町の山車は 幸町・御清水の三町内で運行しています 7月21日-31日まで神社前で祭囃子練習が行われます
月見町・幸町・御清水ゆかりの方で 子供の頃に参加していた方々・その子供・孫さんも、帰省などで喜多方に来た際には
祭囃子・太鼓運行等に気軽に参加できますので、町内・諏方神社で休憩の際など 気軽にお声をかけてください
故郷の伝統のお祭りには、祭りの歴史と同時に 参加した頃の個人の思い出があります  みんなで楽しみましょう
昭和35年〜42年頃の新丁子屋・月見町・諏方神社祭礼の写真です  なんとなく祭りの雰囲気もわかりますよね
花街であった月見町の山車・今は無くなった御清水の山車は、当時100人近くいた芸者さんたちが運行していました
昭和の初めに造られた月見町の山車は、喜多方の他の町内の山車と違って 小さいですし 太鼓も小ぶりです
「ちゃちゃめんこ」は月見町・「しちょうめ」は御清水の楽曲として 「芸者さんの三味線」メインで 演奏されてました
祭礼紹介 町内8月3日 山車ものがたり 山車の組立 祭礼の見どころ 昭和30年
25年前の写真 月見町で休憩 太鼓台の歴史 組立を紹介 祭礼日程 昔の月見町
喜多方の蔵の歴史などを、紹介しています。
     田付川の川風が吹く 昔花街だった広い道路には、8月3日の午後 小荒井地区の山車11台も集まります
     月見町の山車は、市内唯一の「女山車」で おすわ様のお祭りのために 毎年 組み立てられています
     町内には、全国的に有名な喜多方ラーメンの「まこと食堂」もあり 毎日観光客でにぎわっています
     花街であった「月見町の今と昔」を お祭り中心のHPで ゆかりの人たちに紹介したいと思っています

昔の月見町の写真
空から写した写真は、新聞社の方がヘリコプターで写した写真だそうです。私の家の屋根も見えます。(昭和28年頃)
人がたくさん写っている写真は、文化祭の時の写真や仮装行列に参加した時の写真だそうです。
月見町の道路は、喜多方の方ならご存知だと思いますが 市内でも珍しいくらい ものすごく広い道路になっています。
昔は、私の店以外にも10数件の料理屋さんがあり、芸者さんも100人以上いたので 三味線の音などで華やかだったそうです。
道の両側には たくさんの桜の木があって 桜の季節はすごくきれいだったそうです
また、月見町地区は 昔から 日中飯森山系の伏流水(地下水)が豊富な土地で 安全で おいしい地下水が飲めます。
道の両側には小川(側溝)もあったので、今その姿が残っていたとしたら すごい観光資産になったと思われます。
最後の列の写真は 産業祭で行なわれていた仮装行列と鼓笛隊が月見町に来た時の写真だそうです。
桜の並木を 親子で自転車に乗っている写真は、父と私で店の前で撮った写真です。 白黒ですが、桜の季節の感じわかると思います。
二列目の3枚の写真は、私の店「新丁子屋」の昔の写真です。 子供のころ、育った店ですから すごく懐かしいですね。

昭和29年7月 月見町 

かけ替え前の木造の月見橋  正面は丁子屋さん  
昭和29年5月 建て替え前の新丁子屋

昭和32年5月

昔の冬の月見町の写真
今でも、雪が多いんですけど 昔の雪は今の雪とは違って 本当に多かった記憶があります。
今のように、各家庭にスノーダンプなどなかったし 市役所でダンプなどで雪をかいたり道路をきれいにするなどありませんでした。
裏の河原(田付川)でスキーをしたり、庭にかまくらをつくったりした思い出が すごく懐かしいです。
冬の写真は、もっとたくさんあるんですけど ほとんどが 遊んでる様子を撮った写真なので 3枚のみ紹介します。
昔の諏方神社祭礼の月見町の写真
芸者さんがたくさんいた頃の月見町の祭礼の写真と、芸者さんがいなくなった頃の写真です。
月見町の太鼓台は、喜多方市内で唯一 芸者さんたちが祭囃子をしていた山車で 他の町内とは違った運行をしていました。
置き屋さんから選抜された芸者さんたちが、昭和電工・商家(お得意様)などを廻って山車を運行していたそうです。
月見町の太鼓台は、芸者さんたちが太鼓をたたいたり 三味線をひいたりしていたので その身長にあわせて小さくできています。
私の家にもありましたが料理屋さんには、店の宴会場などには 大太鼓・小太鼓などがありました。
当時の宴会は、お客様ごとに火鉢があり、その火鉢でお酒の燗をしていました。 子供のころ、よく炭を火鉢にいれた記憶があります。
写真にあるように 小太鼓のばちも、現在のばちとは違っており 演奏の楽曲も芸者さんのひく三味線の音色が主旋律だったそうです。
今でも残る「ちゃちゃめんこ」の楽曲は、月見町の楽曲といわれており 三味線と笛・太鼓がきれいな旋律を奏でていたそうです。
現在でも、町内を出る時・帰る時は必ず「ちゃちゃめんこ」を演奏しますし、3日昼に町内を訪れてくれる山車も必ず演奏してくれます。
月見町の山車がタイヤになる前の写真も、すごく珍しいですよね。 今でも、その時の太鼓台の部品 金比羅神社の中に残っています。
私も小さかった頃、芸者さんに抱かれて祭礼に連れていってもらっていました。 写真の王将のゆかた、すごく懐かしいです。
あまり記憶になかったのですが、祭りのはっぴに 「新丁子屋&あらた」って名入りで 祭礼用の特製はっぴ作ってもらっていたんですね。
お祭り日程
   祭礼の流れを
大通り 太鼓競演も
お祭りスナップ
   3日夜を、中心に
大通りの太鼓競演の写真
山車ものがたり
   月見町の山車物語
 太鼓の内部も紹介
太鼓台の組立
   太鼓台の組立方法を
写真入りで紹介
祭礼奉祝会
   祭礼を運営する
 祭礼奉祝会を紹介
他の町内の山車
   3日昼に、月見町に
集まる山車を紹介
昔の月見町
芸者さんと諏方祭礼
昔の町内・新丁子屋
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