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喜多方ラーメンの歴史と、食べる・土産に買う時のアドバイスです
喜多方ラーメンの考察
● 喜多方ラーメンはいつからあるの ?
● 喜多方ラーメンは何で有名になったの ?
● 喜多方らーめんは なぜ美味しいの ?
このサイトは、A4版のPDFパンフレットとして、ダウンロードできます

喜多方ラーメンはいつからあるの ?
 現在、喜多方ラーメンは 札幌・博多ラーメンと並び 日本三大ラーメンの一つに数えられますが、その誕生の歴史を考えると 大正末期から昭和初期にさかのぼります。    当時の喜多方には、ラーメン屋と言う店は ありませんでしたが、中国から渡ってきた一青年がチャルメラを吹き 屋台をひいて支那そば(ラーメン)を売り歩いていました。

その手作りの支那そばが70有余年の歴史を持つ喜多方ラーメンの元祖と言われています。
 
その後、現在のラーメン店分布の原型を形成したのは、太平洋戦争が終わった昭和20年代前半のことで、戦前から営業していた人に加え 中国からの引揚者が大陸で学んだ知識と技をもとに営業を始めました。
 
現在では、
喜多方ラーメンは 麺の製造に研究を重ねてきた地元の製麺屋さんで製造する麺と 飯豊の伏流水で作られる自家製スープとの融合に最大の特徴があります。    今でも昔ながらの自家製麺でラーメンを作ってい店も あります。

昭和60年頃からの全国的なラーメンブームやテレビ・雑誌等のマスコミの宣伝により 今では 市内には130軒あまりのラーメン屋さんを数えるようになりました。
 
その一方で、
最近では 宣伝や勧誘のできるラーメン屋さんや観光施設・土産屋さんのみが注目されるといった 隣の会津若松市で見られるような有名観光地特有の弊害が見られるようにも なってきています。    


喜多方ラーメンは 何で有名になったの ?

喜多方ラーメンの原点は、地元の写真家 金田氏の紹介した 蔵の街喜多方にあります。
 
蔵の写真を撮るために訪れた観光客が、昼食や夕食に食べたラーメンが 口コミで宣伝されたのが始まりです。   当時 都会に比べて貧しかった田舎町の喜多方には、都会にあるレストランやファーストフードの店が無かった為、蔵を見に訪れた観光客が食事に訪れたのが大衆食堂であり その代表的メニューであったのが喜多方ラーメンでした。
 
その頃
訪れた観光客は、田舎のラーメンの味の新鮮さ・飯豊の伏流水である地下水のおいしさと供に 喜多方市民の観光客慣れしていない人情にふれ、それが喜多方ラーメンの最大の魅力になったと考えられています。 


 そんな時、観光客による街おこしを考えていた喜多方市も 蔵を見に来る観光客に注目していました。    それを、何とかマスコミにのせて宣伝しようと努力したのが、富山氏を中心とする商工観光課の職員たちでした。   旅行雑誌 るるぶ のページ買い取り・都会でのビラ配り 現在では珍しくありませんが、当時は市の職員が率先して街おこしの宣伝をする事が珍しい時代でした。
 
そして喜多方ラーメンを有名にしたのが、昭和60年のNHKテレビの「おはようジャーナル ラーメンの香りただよう蔵の街」の全国放送や その後のラーメンブームに乗ったテレビ・雑誌の喜多方ラーメンの特集です。   それに加えて、全国でも珍しいラーメン屋の組織 喜多方老麺会の結成・老麺マップの作成や、PRの為に坂内食堂や まるや などの全国旨い物祭りなど催事への参加などの 地元のラーメン屋の積極的PRが ありました。 

現在、喜多方市には100万人を越える観光客がガイドブックを片手にラーメンを食べに訪れています。   喜多方ラーメンは、ラーメンと飯豊の伏流水と店のおじちゃん・おばちゃんとの人情が合わさって 美味しい味になります。 

よく聞かれるのですが 喜多方のラーメン屋さん、どの店も それぞれの味で美味しいですから 行列のできる有名店以外の店も訪ねて味わってみて下さい。 


最後に皆さんが気になるどの店が喜多方で一番おいしいのかという質問ですが 人それぞれ感じかたは違うと思います。   只、一つ言えるのは ガイドブックやガイドさんのアドバイスより 地元住民・学生に聞くのが一番だと言うことです。

そして、実際に食べた皆さんがインターネットなどの情報手段で、教えてやってください。  最近のインターネット情報は 専門のHP業者と組んでの偽りの情報も数多く見られますから ご注意ください。  何で、この店が・・・(笑い)と言うのも最近増えて来ました。

一般的意見として、全国どこの観光地でもそうですが、団体のバスが多く入る店は あまり美味しくないと思いますし、1日何百食もつくる有名店=一番美味しい店(地元の人が良く行く店)ではありません。

実際に、本当の味を追求したいと 喜多方老麺会を脱会した店もありますし 老麺マップに載っていない美味しい店も数多くありますので、ガイドさんやお土産屋の店員さんに聞くのでなく 恥ずかしがらずに 地元の学生や地元住民に聞いて下さい。  


行列の好きなミーハーな人はともかく、普通は行列してまで食べる必要はないと思います。 
 
都会の繁盛店の行列と違って地元の人は ほとんど行列していませんし、並んでいる人の70%以上は、初めて喜多方を訪れた ガイドブックや 老麺マップだよりの人だと思いますので、行列に並んだ時は 試しに喜多方何回目ですかと聞いてみてください。 

ともかく「喜多方のラーメン屋」、80%の店は それぞれの味で美味しいです。 
小さい店ほど あたりはずれが ありません。

最近話題のインターネットでの、業者と組んでのランキング調査は やらせが けっこう多いので注意して下さい。   メールアドレスを表記しての情報以外は、ほとんど信じない方が良いと思います。

もし、美味しかった店・あんまり良く無かった店の感想ありましたら ふるさと掲示板に書いていろんな人に教えてやってください。  おかしいと思った意見に対しては、私たちが調査してお答えいたします。


喜多方ラーメンは なぜ美味しいの ?
喜多方ラーメンは、基本的には醤油味がベースになっていますが、現在では地場産品の味噌や 酒粕を使ったラーメンなどその店によって色合いや風味は千差万別です。 

大量にスープを作る際に、最近 化学調味料に頼ったスープも見られますので アレルギーの方は気をつけてください。   化学調味料の多く入ったラーメンを食べた後は、水がおいしいと言うのも事実ですが・・・・

喜多方ラーメンの麺は 平うち熟成多加水麺と呼ばれる幅約3ミリの太麺で、水分を多く含ませじっくりねかせて作るのが特徴で、こしと独特の縮れがあります。 
 
地元の店で使われている多くの麺は、地元の製麺所で製造されるため、喜多方のどの店でも同じような 美味しいラーメンが食べられます。 これが、喜多方のラーメンの特徴で いろんな人たちの努力=協力によって おいしいラーメンができるという事なんですよね。


喜多方ラーメンの最大の おいしい秘密は 飯豊の伏流水などの良質の水にあります。
 

喜多方の市民の10人に3人は、ラーメン屋さんより 自宅でつくるラーメンのほうが旨いよと答えるほど 喜多方の水で作るラーメンはおいしいのです。   最近では、自分の店で使っている業務用麺や焼豚をおみやげにわけてくれる店も有りますので、美味しかったらラーメンと供に おいしかったラーメン屋の水も 一緒に持ち帰るのがベストかもしれません。 

また、
有名な土産屋で売っているお土産麺=ラーメン屋で多く使われる麺では有りませんので、こだわりのある方は食べたラーメン屋さんで使っている麺屋さんの土産麺を買うのも一つの方法だと思います。  

最近では、ガイドブックに載っている「おみやげ店」などで マスコミや業者の製作したホームページの記事を参考にして 都会のデパートやスーパー・ゴルフ場などで買えるラーメンを 喜多方まで来て わざわざ買って帰る観光客も多く見られます。 

最後にお願いですが、おみやげを買う際は どの店にも同じ土産品があり、同じ価格ですので おじちゃん、おばちゃんでやっている昔からの小さな土産屋さんを利用してやってください。 きっと、喜んでくれるはずです。 それが、喜多方の街の活性化につながると思います。 
 
私たちの夢は、小さな店が昔のように 繁盛して元気になることです。 喜多方の歴史を作ってきた、おじいちゃん・おばあちゃんが 元気になることです。  喜多方の住民は、観光客によって食べさせてもらっているわけでもないのですから 正直、「他人の家の前に、堂々と駐車する」「ゴミを平気で捨てる」といったようなマナーに欠ける観光客は 喜多方に来て欲しくないと 私たちは考えています。 

れからの喜多方の観光は、「人数が、百万人きたから良かった。 お金をたくさん使ってくれたから良かった。」といったような目先の利益を考えるのではなく 「ありのままの喜多方を愛してくれる喜多方のファン」を どれだけ集められるかだと思っています。 お土産品販売などの物販は、インターネット利用などデジタルの手段を利用してできる時代が もうそこまで来ています。

会津若松市のように 補助金で作られた地区・商店にだけ たくさんの人が集まるようになって、「喜多方の物語を作ってきた小さな店が 資金力のある大型店によって営業できなくなってしまったら」、喜多方の本当の良さが無くなってしまいますから・・・。
   喜多方で良い出会いがありますこと祈ってます。

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